2024年11月末時点の資産状況です。
円高による影響を受けて少し目減りしました。
金融資産の推移
金融資産は円建および外貨建て現預金、債券、株式等の資産の総額で不動産評価額は含みません。
2024年11月末の金融資産額はリタイア時点(31か月前)に対し104.1%での着地とほぼ横ばいが続いています。
ただ、前月比でいけば金融資産は-0.4%と減少に転じていて、これは円高進行による所有外貨の評価額損による影響です。株価評価額増は若干の増加にはあります。
なにしろドルは対前月-2.17円/ドル(152.29円/ドル→150.12円/ドル)、ポンドは-7.11円/ポンド(197.68円/ポンド→190.57円/ポンド)というものです。
金融資産の構成
2024年11月末時点の金融資産の構成別のスナップショットです。
通貨別(円グラフ左)
通貨配分は特にリバランスをせずにずっと一定の比率を保っています。
円:外貨の比率は「5:5」と半分が外貨です。
また3通貨種別(円、欧米通貨、新興国通貨)で分けるとおよそ5:3:2です。
まさか円高が進むとは想定していませんでしたがこの程度の振れ幅ではまだ目立ったダメージにはなりません。やはり外貨は安定運用(社債や定期預金)にしていても3%程度の年利で増える点は強いところです。
資産種別(円グラフ中央)
資産種別もグラフの通りリスク3区分、クラス7区分に分けています。
リスク度合いは色で示している通り安全資産(青)、低リスク(オレンジ)、高リスク(赤)となり、構成は安全資産=36%、低リスク資産=32%、高リスク資産=32%とほぼ均等です。
*エクセルの四捨五入で%の微妙な食い違いはあります。
リスク別(円グラフ右)
金融資産のうち元本保証資産(=外貨建て年金保険や社債など発行体リスクや為替リスクはあるが満期まで持てば投資通貨ベースで元本保証されるものは含む)が68%を占めています。
さすがに68%という数字は安心感を生みます。
*ただし外貨建ては円転するとリスクを取ることになりますがそのまま満期でも外貨で引き出し再運用し続けたり海外旅行中に外貨で使うので為替リスクを取る前提にはしていません。
終わりに(課題)
以上、金融資産の推移と構成です。
リタイアから31か月が経過し、さほど支出抑制をするわけでもなく金融資産(円、外貨、債券、株式等)は横ばいに推移しています。
ただトランプ相場によって更に円高が進むことも懸念材料ではありますが、以前から円高による外貨目減りを株式側は円安銘柄を増やしてきたことで自律的安定性を保つようにしたので、ある程度、ポートフォリオの耐性はあるものだと信じています。
一方、今回は記載していませんが不動産はこの1~2か月で上昇基調を強め純資産ベースでは増加しています。
来年の支出予算をどうするかも考えるべきタイミングが来ましたが、これまで通り横ばいであれば十分に良しとは思いつつ、まだトランプ相場の行方がみえないので強気にもなれません。