FIRE後の働かない日々が長くなるにつれ「労働ストライクゾーン」が極端に狭くなります。
「これならやりたい」と思える仕事が無いのは、完全リタイアでの怠惰が原因ではなく、自分のスケジュールが束縛されたり上下関係を面倒と感じる心理的抵抗感です。
そうした中、クリスマスイブでざわつく街を歩いていると「こういった短期アルバイトならやってみたいな」と思うものがいくつか浮かびました。
今日はその考えを綴りながら少し労働のストライクゾーンが広がった件を綴ります。
幸せなクリスマス
個人的には、1年で最も心地よく浮かれていられるのがクリスマスです。
なぜならクリスマスはロマンチックさが強調され、家族や恋人、友人との時間を楽しむ「限られた今の瞬間」がテーマだからです。
街中では昔にヒットしたクリスマスソングが流れ、赤と緑を基調とした華やかな装飾が目に入ります。街全体がクリスマスを祝う一体感で包まれています。
これがお盆だと、先祖を敬い故人を偲ぶ「過去とのつながり」がテーマとなりますし、派手な演出は控えられて静かで厳かな雰囲気が強調されます。
このような違いがあるからこそクリスマスならではの特別なアルバイトは良いと思いました。
人を笑顔にする仕事
そうしたアルバイトとはクリスマス時期ならではの「人を笑顔にするアルバイト」です。
例えばこういったものがあります。
ケーキのデリバリー
クリスマスシーズン限定でケーキを届ける仕事なんていうのは良いと思います。
子どもがいる家族や、恋人同士、夫婦でお祝いをしている場にケーキを届ければ、きっと待ち望んでいた子供が嬉しがったり、それは大人でも期待に満ちた笑顔で喜ぶと思います。
届ける側も幸せな気持ちになるでしょうし、そうした幸せなシーンに直接関われることがこうした仕事の良い点で、自分の心も満たされそうです。
イベントスタッフ(サンタ役)
幼稚園や子どもたちのパーティーでサンタクロースに扮してプレゼントを届けるバイトも楽しいかもしれません。
自分も小学校1年生の頃までは「サンタがいる」と信じていましたし街にいるサンタにはドキドキしたものです。
しかし小学校3年生のとき仲良かった女の子が「今日はサンタが家に来る」と話していたので、「それ、お父さんだよ。サンタはいないよ。」と言って泣かせてしまったことがあります。
あれは本当に反省しましたしそんな記憶からか、夢を持つ子どもたちを笑顔にする仕事もいいなと思ってしまいます。できるなら償いを込めてやってみたいものです。
似顔絵イラストレーター
クリスマスとは直接関係ありませんが、街中で似顔絵を描くイラストレーターも憧れます。
似顔絵は特徴を強調するものです、人によってはひょうきんに描いたり、キラキラなアニメ風に描いたりなどイラストレーターの個性があります。
もし自分がその仕事をするなら、男性なら30%増しでカッコよく女性なら50%増しで美人に描いて?喜んでもらいたいです。
とはいえ残念ながら絵心が全くないので男女とも80%減に描いて落胆させたり怒らせてしまうのでこの仕事はできません。
こうしたスキルがあればちょっとした似顔絵をプレゼントするなど素敵なサプライズができていいなと思います。
リタイア生活を豊かにする仕事
少し話はそれますが、最近、自分の狭い労働ストライクゾーンが少し広がったと思うのは、「リタイア生活に役立つスキル」をアルバイトで覚えるのは良いと思うことがあったからです。
先日、空き家リノベーションをしていて「大工さんのようなスキルがあればいいのに」と痛感しました。
これはこちらの記事に書いた通りです。
ということで、改めて「リタイア生活に役立つDIY関連のアルバイト」も考えました。
大工作業サポート
空き家の解体やリノベーションの作業をサポートするアルバイトなどすればリタイア生活に役立つと思います。
フローリングや壁紙の貼り付けといったスキルを習得するにはその道の職人さんのそばで学ぶのが一番です。
もちろん初心者の自分が簡単に雇ってもらえるとは思いませんし、その分、大工仕事ができるスキルを持っていると素晴らしいなとリタイア生活では感じます。掃除・クリーニング代行
家庭やオフィスの掃除を代行する仕事も良いと思います。
プロの掃除スキルはYouTubeで調べて独学でやるのとはきっと異なるはずです。
年末のこの時期に掃除をしているなかで「プロの技術を身につけるとリタイア生活で役立つなあ」と痛感しています。
ガーデニングアシスタント
庭木の剪定や花壇の手入れを行うガーデニングの仕事も興味深いです。
DIYで空き家の庭を整える際、木を根から除去したり土壌を整えて花を元気に咲かせるために、やはり実践的なノウハウが必要だと感じます。
こうした技術を習得できるならガーデニングアシスタントも良い選択肢だと思います。
終わりに
以上、やはりサラリーマンをやって身につくスキルというのは偏っていると思います。
せっかくリタイアして求められるスキルも変わってきているので、そうしたスキルをアルバイトで身につけるなら一石二鳥です。
ましては今日のクリスマスの街を歩きながら「人が喜ぶことを直接感じられる仕事は良いな」と感じました。
これまで「リタイアしても仕事をすれば社会との接点になる」という感覚がピンと来ていませんでしたあ、それは僕の仕事がB2B(企業を相手に取引する)だったからなのかもしれません。
担当企業のお客様責任者が喜ぶ顔をみても心底嬉しいとは思いませんでしたが(ホッとはしましたが)もしサンタに扮して子供たちにクリスマスプレゼントを渡せば純真な笑顔を見れてその1000倍ぐらい嬉しく思うでしょう ( ゚Д゚)。
ということで「笑顔にする仕事って素晴らしい」と思ったクリスマウイブでした。
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