資産が1億円を超えると世界はどう変わる?の衝撃記事

2025-01-27

アーリーリタイア生活 お金

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先日、ネットニュースでタイトルの記事を読みました。

記事は中川淳一郎さん(佐賀県唐津市在住のネットニュース編集者)によるもので、本人(富裕層に該当)は、富裕層になるとロクなことは無いと言った主張です。

記事内では2つのデメリットが具体例に綴られています。

資産が1億円を超えると世界はどう変わる? 富裕層の仲間入りした編集者が「ロクなことはない」と言い切る理由

今日はこのデメリットについて私見を綴ります。

デメリット1:飲み会での不公平な負担を強いられる

まず1つ目のデメリットとして記載されているのが、

まず、「最近彼は羽振りがよさそうだ」ということで、飲み会に誘われるようになる。そして、会計時に本来は割り勘であるべきなのだが、なぜか私が多く払うハメとなる。たとえば6人で40000円だったとしよう。すると、他の5人は5000円ずつで、私に対しては幹事が「中川さんは稼いでいるので、1万5000円お願いします!」と演技がかった形で頭を下げてくるのだ。

とのことで、「幹事の決定に従い(周囲が年下でもあるので)渋々多く払うが釈然としない」と述べています。

飲み会での負担(私見)

プライベートの飲み会で「多く稼いでいるから」との理由で幹事が多く負担するよう求めてくる構造はかなりセンスが悪いと思います。

もし周囲が年下で自分が多く負担するのが自然なら、幹事が清算する前に自分からさらっと多めに払って「あとはみんなで割って」ぐらいが良い流れです。

なお、これはプライベートの飲み会だからであってサラリーマンの公式な飲み会だと状況は違います。そこでは肩書(=年収)に応じた負担比率は自然で、それは「A部長は年収が高いがB君は平社員で年収が低い」は周知の事実だからです。

ですがプライベートの飲み会に参加する友人の稼ぎや資産なんて知りませんし、仮に幹事がそれを知っていてたからといって資産を多く持つこの方が、他の参加者の3倍を払うよう求めるのは「カモられている」としか思えません。

記事にも「最近彼は羽振りがよさそうだ」とのことで飲み会に誘われていると記述があるので、そうした不平等が釈然としない不健全な関係なら、止めれば良いだけのことです。

デメリット2:金融機関からの営業攻勢が多くてウザい

2つ目のデメリットとして記載されているのが、

銀行員は、預金額が多く、それでいて口座の残高が常に増え続ける預金者に狙いをつける。その時の売り口上はコレである。「普通預金として置いておくよりも、投資に回した方がいいです。ぜひ、直接お会いして色々な提案をさせてください」。こうして営業電話をかけられ続けるとその数ヶ月後には実際に担当者と会うこととなる。
とのことです。

要は営業攻勢がうざいし、その営業を遮断するために結果としてドル建て保険を5000万円で購入した、との展開です・・・。

金融機関からの営業(私見)

これも「富裕層」とのことで金融機関が営業攻勢をするのが不思議です。

銀行に現預金を多く預けていたり、退職金なりのまとまった額が入れば、金融機関から営業コールが増えることはよくあると思います。

ですが富裕層とはいえ銀行に1億円を置くのは稀だと思います。

富裕層の多くは金融機関も分散し、保有する資産クラスも多岐に分散させるので、複数の銀行口座を持ち、証券口座もあり、保険会社や海外の金融機関の口座にも預けたりもします。

なので1つの銀行に(ましては証券口座ではないところに)資産を集中させるのも疑問です。

資産が増えると急に営業攻勢が来るというものでも無いとは思いますが、いくら銀行から営業を仕掛けてもぴしぃっと断って会わなければ良いだけのことです。

終わりに

以上、「富裕層の仲間入りしたらロクなことはない」の事例として、①飲み会での不平等な負担、②金融機関からの営業攻勢、はピンときません。

僕が友人と飲む時は、たとえ友人が僕の何倍も資産を持っていても「割勘」にします。奢ってもらっては対等な友人関係が崩れるからです。相手が学校や会社の後輩だったり女性ならば自ら多く払いますが・・

金融機関の営業も商品の押し売りを受けませんし、こちらも専門的に突っ込めば金融機関側も見解を語って有益な議論になります。知識不足の担当であれば時間がもったいないので二度と会わないだけのことです。

ということで「資産が1億円を超えるとロクなことはない」と言うならばそれは何か?

それは、資産課税でお金を搾り取ろうとする政府(財務省)の動きや、「1億円を超えてもなんら富裕層というほど贅沢できない厳しい現実」のほうが「ロクでもない」と思います。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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