正月明けの仕事で嫌だったことトップ3

2025-01-06

アーリーリタイア生活 仕事

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サラリーマン時代の「正月明けの出勤」はとても億劫でした。

今年の年末年始は長期休暇ゆえ、なおさら初日の出勤は苦痛だったと想像します。

FIRE(経済的自立と早期退職)から3年が経つのでそうした過去のストレスは客観的に振り返ることができるようになりました。

そこで今回は「初仕事で特に嫌だったトップ3」をFIRE視点から振り返ります。

年始挨拶というチューニング

何よりイケてないのが職場での「明けましておめでとうございます」という挨拶ラッシュです。

たいした時間は割きませんが、この儀式的なやり取りは精神的に疲れます。

今から思うと、当時の自分は新年の挨拶で「いつもと同じような自然な立ち振る舞い」を心がけていた気がします。

心の中で「距離感と礼儀」と言い聞かせ、例えば上司には礼儀を欠かないよう出勤するとパソコンを立ち上げる前にまずは挨拶に向います。

同僚部下には適度な距離感で「しっかり休めた?」というYESかNOの短い回答でも終われる声掛けに徹し、いちいち「実家に帰った?どんな正月だった?」という面倒な質問は避けていました。自分がそう聞かれるのも嫌だったからです。

そうした挨拶模様を総じて比喩すると「職場との周波数合わせ(チューニング)」に思えます。

ピタっと周波数があったら最後、次の大型連休までは完全にサラリーマンロックオンです。

こうした自らチューニングする行為がどこかストレスだったと思います。

ちなみにFIREした今はチューニングはしません。

あったとしても、気の合う仲間との会話で「ボケと突っ込み」程度のチューニングがせいぜいです。

神社へのお参り

正月明けの恒例行事として始業日の午前中に神社にお参りをしました。

これがストレスだったのは「今年も仕事が順調にいきますように」と祈るからです。

当時はそれが習慣だったのでさほど疑問を持ちませんでしたが、FIREした今となってはかなり無意味な行事だったと思います。

だって仮に仕事が順調にいかず目標を達成しないと、その責任は100%自分にわるわけで、口が裂けても「新年の神頼みが通じなかった!」なんて言えません。

それなら無駄な時間を使って参拝に行くより1分1秒でも目標に向かって手を動かせばいいじゃないかと、今は思います。

それは神仏へのお祈りが不要ということではありません。

ただ、FIRE後に自分が神仏にお祈りするのはまた少し意識が違います。

うまく行くことを願うというより、今の自分を神様仏様に感謝する、そんな内容に変わってきたからです。

【FIRE後の心境変化】神仏への願い事の変化

今となっては新年の仕事関連での参拝。不思議な習慣だったと感じます。

年始の全体会議

年明けには「年始の全体会議」というものがありました。

夕方からは飲み会がセットになった「気合を入れ直す行事」というものです。

改めて年度の目標やらを取り出して発表したり、年始の社長挨拶で出てきた「キーワード」を使って「しっかり組織意向に沿ってます」を示す会議です。

きっと2025年は必ず誰かが「蛇年は脱皮脱皮で成長の年だ!」と言ったことでしょう。

とにかく精神論で気の利いた比喩やらも入れて「頑張りのコミットメント」を出す行事であって、論理的にどう目標達成するかの戦略なんて二の次です。

FIRE後の感覚からするとそれは一種の「夏祭り」のように思えます。

まあただ、本物の夏祭りは綺麗で豪快な花火があがりますが、こっちのサラリーマン夏(冬?)祭りは別の意味で「無茶な目標」という花火があがりますね・・。

終わりに

以上、やはりFIREから数年が経つと、サラリーマン時代の正月明けの出勤はストレスだったなと思います。

でも現役当時はそれが当たり前の習慣で多少のストレスはあれど受け入れていたわけで、FIREをした今となっては変な習慣だったなと思えてきます。

もう既に出勤をされた皆さんは、この記事を読んで、無意識に変だと感じていることを意識してしまったかもしれません。

あるいはあっという間に、チューニング済、祈願済、花火鑑賞済で、その変だという感覚を無意識の世界に押し戻しているかもしれませんね。

なにとぞ無理をして体を壊さないようにお過ごしください。すると時が経てば必ずいつかFIREやリタイアのカウントダウンが始まるはずです。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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