FIRE生活の豊かさを測る~僕の3つの数値指標

2025-01-11

アーリーリタイア生活

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FIRE生活を楽しむ中で「豊かさ」や「満足度」を定量的に評価できる指標が欲しいと思うようになりました。

やはり日々の生活では経済的自立をスタートポイントに、いかに人生を充実させるかが「生きがい」でもあるからです。

そのため、自分の満足度の計測方法として以下の3つの指標を作っては運用をしてきました。

今日はその指標である、①自由時間比率、②資産所得カバー率、③ゆとり比率、について綴ります。

自由時間比率

自由時間比率とは「リタイア生活における自由時間の比率」です。

計算式

自由時間比率 = 自由時間 ÷ 1日の総時間(24時間) × 100

FIRE生活での現状

自由時間比率は 100% です。

現在、完全リタイアゆえ労働時間はゼロです。リタイア後、睡眠時間は8時間に増えましたが、それでも好きな時間に寝る自由もありますし、家事や料理も趣味のように楽しんでいるので、時間のほぼ100%がいわば余暇のような自由時間です。

リタイア生活では100%を維持することを目標にしています。

資産所得カバー率

資産所得カバー率とは「年間支出に対する資産所得の比率」です。

この数値が100%を超えると資産から生まれる収入だけで生活費をすべて賄い、資産自体を減らさずに生活できる状態になります。

計算式

資産所得カバー率 = 資産所得 ÷ 年間支出 × 100

FIRE生活での現状

資産所得カバー率は 恐らく50~60%(2014年想定) です。

この数値は2014年の実績をもとに計算する予定ですが、もしかしたら現在は50~60%よりも低いかもしれません。なぜなら2014年は前年よりも生活費をアップさせたからです。

とはいえやや気楽にいられるのは、人生ステージを経るごとに個人年金や公的年金(企業年金含む)等が入ってきて、いずれは100%を超える見通しだからです。

生活費に対する不労所得比率を試算した

なお、本来はこの数値を100%となるよう支出を削るのが王道かもしれませんが、僕はあえて支出は削らずに預貯金を取り崩すことにしています。

ゆとり比率

ゆとり比率は「年間支出に対する”ゆとり”に使う比率」です。

ゆとりとは、支出から「基礎生活費(居住費、食費、日用品費、交通費等の必要な支出)」を除いた額であり、それはつまり生活のゆとりを得るための支出(趣味の旅行や習い事、飲食等の交際費等)です。

計算式

ゆとり比率 = (基礎生活費を除く)ゆとりに使途する総額 ÷ 総支出 × 100

FIRE生活での現状

ゆとり比率は概ね50~60% です。

この数値は2014年の上半期でも実績ベースで計算しました。

FIRE後の生活費とゆとり費(2024年上半期)

やはり旅行や学び、飲食等の交際費のための支出を惜しまないことが僕にとってFIRE生活の満足度を高める鍵だと考えています。

目標として、ゆとり比率は50%を必ず上回るよう維持したいと思っています。

終わりに

以上、FIRE生活は単なる経済的独立だけでなく、人生を自分らしく豊かに生きるための工夫が必要です。

そのために、①自由時間比率、②資産所得カバー率、③ゆとり比率、という3つの指標を活用してきています。

やはり、FIRE生活を心穏やかに過ごすことはとても大事で、現在、こうした簡単な確認作業を時々やっています。

でも本当に豊かな生活は、きっとこうした確認も不要なのでしょう。

その意味では確認が確信に変わるまで、まだしばらく時間がかかりそうですが、そんな過程をこの指標をベンチマークに過ごし続けると思います。

こうした心境や指標が、皆さまにとってのFIREに役立てば幸いです。



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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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