結婚不向きとされる人は、一般的に「一人の時間を大切にする」、「人に合わせるのが苦手」、「自分のペースで物事を進めたい」といった特徴を持ちます。
例えるなら休日は誰にも気を遣わずに好きなことをして過ごしたり、家でも人に邪魔されず自由に過ごしたいというイプ等です。
金銭感覚も他人にとやかく言われたくなく、極端に節約しようが浪費しようが、自分が良いと思える感覚を突き通したい「マイペース」なわけです。
こうした「結婚に不向き」という特徴はどこか自由と孤独を愛する「FIRE向き」とも感じます。
そこで今日は「結婚不向きはFIRE向きと言えるのか?」を考えてみました。
FIRE向きな人の特徴と共通点
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す人は、自分で生活をコントロールし、時間やお金の使い方に明確なポリシーを持って臨みます。
例えば、
・仕事に縛られず、自分の時間を大切にしたい
・他人に合わせるより、自分の価値観に沿って生きることを優先したい
・支出を抑え効率よく資産を増やすのが大事
などです。
こうした自分のスタイルに拘るタイプは、世間で言う「結婚不向きなタイプ(→自分もそうですが・・)」とどこか似ています。
なので、自分のスタイルを持っていて結婚に向かないとされる人は、FIREというライフスタイルに適しているので、「結婚不向き→FIRE向き」は納得できます。
FIRE向きは結婚不向きか?
では、その逆に「FIRE向き→結婚不向き」となるのか?
結婚といえば、世間では「お金がかかる」とか「時間や自由を奪われる」と言われます。
FIREを目指す人にとって、無駄な出費や時間の制約は避けたいと考えるので、そうなるとやはりFIREと結婚は相容れないように思えます。
でも、よくよく考えると、お互いが「FIRE生活が良い!」といった価値観を共有できるパートナー同士なら、比較的、結婚生活がFIRE生活のメリットになると思っています。
共働きで資産形成を加速させたり、早期リタイア後はお互いの時間を尊重しながら自由な生活を楽しむことができるからです。
FIREを軸にすれば結婚はもっと自由になる
なにより他人同士が結婚するなかで、なかなか「自分にとって大事」と思う点が、「相手にとっても大事」という価値観の一致は簡単ではありません。
もちろん価値観が違うのは当たり前で、それを認め合うのが大人の対応です。とはいえ自分が大事なことと相手が大事なことの優先順位が違うと、「尊重しあう」なんて理性で乗り越えられない問題も出てきます。
ただ、「FIREを目指す」というのはかなり世の中でもレアなライフスタイルで、もしカップルや夫婦が共にFIRE達成を大事だと考えると、相性で必要な大部分は合致すると思えます。
例えば、
・贅沢よりも、資産形成や時間の自由を優先する(経済観念)
・常に一緒にいることを求めず、一人の時間も大切にする(社会性)
・それでいて、共通の趣味や目標を共有し、支え合うことができる(興味関心)
といった点で共通項も多くなりそうです。
つまり、「結婚不向きはFIRE向きではある」が「FIRE向きは必ずしも結婚不向きではない」ということで、FIRE向き同士は結婚に向く(相性が良い)と思えるのです。
もちろん、FIRE(自由)によって何を得たいかは個人差があるので、求める自由が同じかどうか、そこの相性は重要かもしれません。
ですが基本、FIREという共通の価値観を軸にすれば、経済観念から社会性まで広く合致率が高く、「お互いの自由を阻害せずに助け合う結婚」が可能になる気がします。
終わりに
以上、「結婚不向き→FIRE向き」はその通りで、逆である「FIRE向き→結婚不向き」とは必ずしもならないと思います。
それどころか、FIREというライフスタイルを送りたいというレアな価値観で結びつく間柄は結婚相手として相性が良いケースもあると思えます。
お互いがFIREを軸にFIREゆえの脆さ(孤独とか)もカバーできれば最高だと思います。
もしかしたら「FIRE民専用のマッチングサイト」とか「FIRE達成者結婚紹介所」なんてものを起業したら、成約率が高くてうまくいくかもしれませんね~!( ゚Д゚)
次回、理想のFIREカップルというのも想像してみようと思います。
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