FIREのメリット~お婆ちゃんがバグる平日

2025-02-21

経済的自由・FIRE 雑記

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平日の日中に出歩くことも多いFIRE生活では、サラリーマンの頃にない微笑ましいシーンに遭遇します。

今日はある80代後半の小柄なお婆ちゃんと若い新米ママさんの会話でその瞬間に遭遇しました。

それも、お婆ちゃんが想像を絶する「バグり方」をしていました。

早速、そのエピソードを綴りたいと思います。

風の強いバス停での出会い

今日は冬晴れの北風が冷たく感じる日中でした。

僕がバス待ちをしていると、すぐ目の前で80代後半の小柄なお婆ちゃんが若いママに話しかけていました。

お婆ちゃんはわざわざ遠出をし、ある名店にお肉を買いに来た帰り道のようです。

普段とは違う圏内に来たせいか、帰りのバスルートがわからずに困っていました。

そこで20代後半から30代くらいのお母さんに道を尋ねていたわけです。

お母さんは、おくるみでグルグルに赤ちゃんを巻いています。

前抱っこで抱えながら赤ちゃんを北風から守り、お婆ちゃんと笑顔で会話をしています。

お婆ちゃんの会話ジャック

お話し好きのお婆ちゃんのアルアルが始まりました。

お婆ちゃんが「初めての子供ですか?」と尋ねたら、お母さんは「初めての子なのですよ。7か月です。」と笑顔で答えていました。

お婆ちゃんもしっかりした口調で、新米ママも子育てで大変なのに笑顔で対応しています。

そんな会話をお婆ちゃんは会話ジャックしちゃいました。

「私はもう88で、孫は大学生なのよ。でも今は1人でね・・・おじいさんが亡くなっちゃってね…。」

いつの間にか自分話です。

それでも新米ママは嫌な顔をせず「お婆ちゃんお若いですね」と返していました。

お婆ちゃんも嬉しくなったのか「昔はオムツなんて使い捨てじゃなくて、布おむつでね。1日に何十枚も洗ったのよ。今のお母さんたちは楽になって本当に良かったわねえ。」と、懐かしそうに語っています。

新米ママも「そうですね、今は紙おむつがあるので助かります」と相槌を打ってお婆ちゃんに話を合わせています。

会話の安定感もばっちりです。

ですが・・そんな安定感が急に乱れたのです。

赤ちゃんの体重でお婆ちゃんがバグる

それはお婆ちゃんが「赤ちゃん、今どのくらいの体重なの?」と尋ねた時でした。

新米ママは「8キロです」とはっきり回答していました。

ですがお婆ちゃんは「え、何グラム?」「え、え?」と聞き返しています。

これまでずっと会話が成立していましたし、お婆ちゃんは耳は遠いこともないようです。

ですが急に会話に詰まりだしたのです。

新米ママは「8キロですよ~」と優しくもはっきりと言い直しますが、お婆ちゃんは納得がいかない様子でした。

新米ママが4回目に「8キロですよ」と言ったとき、お婆ちゃんは突然「80グラム??」と驚きの言葉を発しました。

志村けんのコントじゃあるまいし、80グラムって。。。と思わず吹き出しそうになってしまいました。

それにしても、ずっと成立していた会話が急に赤ちゃんの体重を「80グラム」って一体どうしたのか?と不思議に思っていました。

お婆さんの脳内バグの原因

その謎が解けたのはお婆ちゃんが「ああ…そんなに重いのね。」と答えた時です。

どうやら以前、お婆ちゃんが飼っていたワンちゃんが8キロぐらいあって、すごく大きかったようです。

小柄なお婆ちゃんにとって「8キロ」というワンちゃんは、まさにこんな感じだったのでしょう。↓

なので、目の前の新米ママに優しく包まれスヤスヤと静かに眠っている赤ちゃんが、ワンちゃんと同じ8キロというわけがない!と思ったようです。

それが原因で脳内がバグってしまったようです。

なぜ80グラム?

だとしてもなぜ「80グラム」なんて言い出すのか…?が疑問でした。

そういえば、そのお婆ちゃんはお肉の名店にわざわざ買い出しに来ての帰り道だと言っていました。

もしかしたらお店の人にお肉を100グラム単位で注文していたので、キロとグラム、単位も混乱したのかもしれません。

とはいえ、きっと食も細いであろうお婆ちゃんが、旦那さんにも先立たれて一人分しか食べないお肉は、きっと100グラムとか200グラムとかの購入量だったはずです。

100グラムなんて量は、お店の人は手際よくパッパッと紙に包んで瞬時に手渡しできる手の平サイズです。

なので「赤ちゃん80グラム」ってどんだけ~~と思ってしまいました。

終わりに

以上、バス停での3,4分の待ち時間の微笑ましいエピソードで、寒い日にもかかわらず温かい気持ちになりました。

お婆ちゃんにとっての「8キロ」は巨大ワンちゃんクラスの存在で、まさか新米ママに抱っこされた小さく可愛い赤ちゃんがワンちゃん級とは思えなかったわけですね。

サラリーマン時代の通勤電車の中はとても殺伐としていて、こうしたほんわかエピソードなんて起こりません。

平日日中、こうしたシーンに出くわすたびに「FIRE生活はやっぱり良いなあ~」と感じています。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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