FIREは一般的には「経済的自立による早期リタイア」を意味します。
ですがFIREの本質は、早期リタイアで「働かない」ことよりも「自分の人生を自分が何でも決めれる」という自己決定権にあると思っています。
その観点からすると、最も劇的に「自分がなにも決めれない人生」から「自分が何でも決められる人生に」に転身したFIRE達成者(日本人女性)がいつも頭に浮かびます。
それは 小室眞子さん です。
彼女は皇室という最も伝統的な束縛から脱出し自由を掴んだわけです。
そんな小室眞子さんの自己決定権を取り戻したFIREについて綴ります。
皇室という「究極の拘束」からの解放
日本の皇室は、世界でも最も格式が高く規律も厳しい制度です。
皇族として生まれた女性は生涯にわたって公務に従事し、常に国民の視線にさらされ、自由な生活を送ることは難しい状況に置かれます。
眞子さんは皇族として生まれたゆえ、「自分の人生を自分で決める」という当たり前の自由はこれまで制限されていたわけです。
進学、交友関係、恋愛、結婚・・そのすべてが「皇室のルール」によって監視や制限されるわけです。
経済的には恵まれまた保証もされながら、なんら自由のない生活を送っていたのです。
愛のための選択が「FIRE」?
そんな中、彼女は小室圭さんとの結婚を決意したわけですが、そこには大きなハードルがありました。
当時は小室家に対する世間の批判として「金銭トラブルと品位の問題」がありました。
母親は元婚約者との間での約400万円の金銭トラブルが発覚したり、遺族年金や傷病手当の不正受給の疑惑が報じられたりしました。
眞子さんは、こうした状況を理解し、皇室の立場を捨てて「結婚」を選んだわけです。
つまりは結婚を機に「国のシステムに守られる人生」から自立して、「公務の義務」と「皇室の規律」から解放されただけでなく、こうした世間の批判を受け入れ「愛を貫く」という道を選択したわけです。
まさに、「自分の思いを突き通せない不自由」な状態から、世間の批判を飲み込んでまで「自分の思いを貫く」という断トツで自分の思いを貫いて自由を獲得した人だと思えます。
終わりに
小室眞子さんの決断は多くの議論を呼びましたが個人的には応援しています。
天皇家という恵まれた環境に生まれたと周囲が思っても、本人からすると自由のない逆境だらけだったのかもしれません。
とはいえ晴れて自分で勝ち取った「自由」があるので、ぜひ幸せになって欲しいものです。
一方で、最近、小室圭さんの母親が本を出版しました。
子供たち(小室圭さんや眞子さん)を思えば、こうした出版が世間の注目を集めることで不要な議論や批判を招くことになりそうで、なぜそっとしておいてあげなかったのか、残念でなりません。
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