完全リタイア生活を送るようになってから丸3年が経ちます。
そんな「毎日が自由」というFIRE生活で、実は、リタイア前に想像していなかったリアルな驚きや気づきがあります。
今回、そうしたなかで特に印象的だった「3つ」を紹介します。
① いつでも寝られる自由があると、意外と朝早く起きる
サラリーマン時代の平日、目覚ましをかけて朝はギリギリ(7時頃)まで寝る生活でした。
それゆえ、「FIRE後は毎日好きなだけ寝ていられる!」と嬉しく感じていました。
ですが実際にFIRE生活を送り出すと朝4時とか5時に目が覚めて起きだすことも度々あります。
これは、FIRE生活では「いつでもまた寝られる」という安心感があるので、朝4時に目が覚めても動き出せば良い(眠くなればまた寝れば良い)と思ってしまうからです。
また、朝4時に目が覚めた時に、サラリーマンの頃であれば「せっかくの週末なのに早く起きると勿体ない」と二度寝しましたが、これも「どうせ眠くなれば寝れるのだから」と起きだしてしまいます。
こうして、意外と早起きの日が増えてしまうというのがFIRE生活のリアルです。
② 平日に混雑を避けて動けるのは最高だがシニアばかり
FIRE後の大きなメリットのひとつは平日の日中に自由に行動できることです。
そこで、平日は混雑もなく快適に利用できるだろうと、ショッピングモールや図書館などに行くのですが、午前中など、混雑は無いもののシニアがやたら多かったりします。
しかも、シニア同志が知り合いで仲良しクラブを結成しているせいか、どこか自分はアウェイな気がしてしまいます。
こうして、平日の午前にのんびり屋外で過ごすというのは、案外、難しい場合があるというのがFIRE生活のリアルです。
③ 健康の重要性が増す—何より心身の健康
FIRE前は「完全リタイア生活を送れば何でもできる!」と考えていました。
確かに、自由があるので何でも「できうる」わけですが、実はその時に「心身のエネルギー」に左右されます。
体調が万全であれば、運動したり、旅行したり、やりたいことに没頭できます。
ですが、疲れが溜まっていたり、体調がすぐれないと、せっかくの自由な時間も「何もせずに1日が終わる」ということが起こります。
また、そうした心身が疲労している時は新たにやりたいことやアイデアも思いつきません。
だんだんと負のスパイラルに陥るのです。
FIRE後は時間が無限にあるように思えていて、実は健康状態がその時間の質に大きく左右するというのがリアルな実態です。
これに気が付き、リタイア後は人生で最も健康管理の重要性を意識し、ジムやウォーキングは毎日しますし、食事のバランスも考えたりするようになりました。
健康維持がFIRE後の生活を充実させるカギだと実感しています。
終わりに
以上、完全リタイア生活を実際に送ると、FIRE前の想像とは少し違った「自由な時間が増えることのメリットや落し穴」に気が付きます。
それは、
・ いつでも寝られる自由⇒サラリーマンの頃にはなかった早起きが起こる
・ 平日どこに行くのも自由⇒混雑は避けられるがシニアに囲まれアウェイ感
・ 自由は健康に依存⇒無限に時間があっても健康でないと時間を活かせない
というものです。
些細なことですが、こうした気づきを通し、完全リタイア生活を実感する日々を送っています。
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