旅行先でふと「この都市で暮らすのもいいな!」と感じることがあります。
その「感覚」を洗い出してグルーピングすると7項目に分類されます。
これが僕にとっての「FIRE生活してみたい都市の選定基準(7項目)」です。
今日はこの選定基準を綴ります。
7つの選定基準
僕の旅行目的は、その土地の魅力を知ったり、文化や歴史を学んだり、投資的観点であったりと複合していますが、なるべく先入観を持たずに過ごしています。
そして「この街の〇〇は凄い良いなあ~」という直観を大事にしていて、そんな直観をグルーピングしたのが「FIRE生活をしてみたい都市の選定基準」で、次の7つの項目になります。
① 都市機能の充実 → 生活利便性の高さ、娯楽やグルメの充実(都会の快適さを維持)
② 自然環境 → 車で1時間以内に「海・山・温泉」がそろう(気軽にリフレッシュできる)
③ 気候の快適さ → 花粉が少なく、湿気が少なく、冬も温暖(ストレスのない生活)
④ コミュニティの質 → FIRE仲間がいる or 受け入れられやすい文化(孤独にならない)
⑤ 食の豊かさ → 特に海産物が豊富でおいしい(毎日の食事が充実)
⑥ 移住のしやすさ → 賃貸の選択肢が多くインフラや安全性が確保(スムーズな移住)
⑦ 旅行のしやすさ → 最寄り空港へのアクセスと空港発着路線数や運航先(国内外の移動が快適)
やはり、僕が重視するのは 「居(便利さ)・食(グルメ、食材)・環境(気候)」のバランス だと思っています。
選定基準の真意
なお、この選定基準を誤解のないように補足してみます。
① 都市機能の充実
今のFIRE生活では、アクティブに行動することが半分、自宅でのんびるすることも半分の比率ゆえ、地方都市の中心部の駅近物件に賃貸してバランス良い生活をしたいと思っています。
そうした物件の住環境(治安や清潔さ)、交通利便性、買い物などの便利さ、公共機関(図書館等)、スポーツジム、グルメや娯楽、駐車場やカーシェアリング等の状況です。
② 自然環境
自然環境としては、その居住する家から山や海が比較的近くに見えると「自然を近くに感じる」という独特の感覚になって嬉しいですし、また、車で1時間走れば、東京の1時間圏内では出会えないような自然として、海、山、温泉が揃うと最高です。
海は綺麗で、山はハイキングもしくはスキーができて、温泉地は源泉でリーゾナブルに泊まれる宿や日帰り・公共温泉の設備があるなら嬉しく思います。
③ 気候の快適さ
冬は温暖で、夏は過ごしやすく(湿気が少ない)、また花粉やら梅雨やら大気汚染(火山灰の問題含む)が無いことが理想ではあります。
これは僕に限らず誰でが願うものだと思いますが、少なくても、東京基準より「まし」なら十分に良いと感じます。
東京の夏の暑さや湿気は異常ですからね。
なお、寒さについては、出歩くエリアが地下道やらが整備されていて寒さを感じなければ、その都市そのものが寒冷でも実行上はそれを感じることも少ないと思います。
④ コミュニティの質
コミュニティーといっても、僕がイメージするのは「無職FIREなりの変わった存在が怪しまれたり煙たがられない程度」の都会的な許容力のある土地文化のことです。
つまり、外部やら個性に対してオープンな文化です。
地域によっては極端に保守的な文化だったりすると、表面的には当たり障りのない対応をしても裏で何言われるかわかりませんし(それは文化なのでしょうがないですが)、かといって東京のように他人に無関心で人懐っこさがまるで無いのも残念です。
そんなほどよい「人懐っこさとオープンさ」のある土地だと最高です。
⑤ 食の豊かさ
食も重要です。
肉類については比較的保存も効くし季節によって食べれるものとして変化はありません。
ですが海産物は鮮度や季節変化があるので、やはり「海産物が豊かな場所」が魅力的です。
東京にいても海産物は手に入りますが、空輸で仕入れたものだと値がつりあがっているわけで、できればローカルでローカル価格で手軽に食べれると最高です。
だとしたら、きっとラップ超で、毎日、「カニ・カニ・カニ・ガリ・カニ・ウニ・ガリ・エビ」となりそうです。
⑥ 移住のしやすさ
やはり、賃貸物件の数であったり、インフラとしての電気、ガス、ネット、カーシェアリング、駐車場など、安定して使える状況です。
特に、これからは大地震が来ることも意識してしまうので、そうした震災に対するハザードとして、地盤、水害、津波なども含めた安全性も考慮したいところです。
⑦ 旅行のしやすさ
また、移動手段として、その土地での高速道路の整備状況であったり、より大きな点は空港と居住地間のアクセスの良さや空港の稼働力です。
都市によって最寄りの空港から市内へのアクセスが大きく違って、それこそ電車で20~30分の地方もあればバスが30分おきにしか出ていなくて1時間かかる都市もあります。
こうした空港へのアクセスに加えて、その空港から就航している就航先都市数や利用者数が大きいといった稼働力があると旅行を頻繁にする僕にとっては利便性が高くなります。
終わりに
以上が「FIRE生活をしてみたい都市の選定基準(7項目)」でした。
これは僕にとっての価値ある基準であって、人によって、また年齢や今の居住地で得られる物事で変化すると思います。
とはいえ自分の求めているライフスタイルを理解することはより良い生活には欠かせません。
いまFIRE生活中の人も、いずれFIREしたい人も、独身者もカップルや家族持ちも、「自由を得たら何を重視して住みたいか?」という軸を考えて損はありませんし、この記事がそうしたきっかけになれば幸いです。
なお次回は、この選定基準をもとに僕が選んだ地方都市トップ3を綴るようにします。
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