僕が選ぶFIRE生活したい地方TOP3:バランスの福岡、快適な札幌、都会的な神戸

2025-03-16

アーリーリタイア生活

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東京でFIRE生活をする僕が、独自に作った「FIRE生活をしたい都市の選定基準」をもとに、各主要都市をスコアリングしてみました。

これは、旅先でふと「この都市は魅力的で移住したい!」と感じる状況をもとに、その魅力を切り口整理した7つの「選定基準」をもとに主要都市を比較したものです。

結論からいうと、都市機能の充実、食の豊かさ、気候の快適さを重視した結果、「福岡・札幌・神戸」が今の僕の趣味嗜好に最も合うトップ3の都市です。

なお、東京・大阪のメトロポリタンエリア(横浜、南大阪、京都等)は除外し、あくまで「地方の主要都市」という候補です。

その前提で、備忘録をここに綴りたいと思います。

評価基準の軸とスコア

7つの評価基準は以下で。

① 都市機能の充実 → 生活利便性の高さ、娯楽やグルメの充実(都会の快適さを維持)

② 自然環境 → 車で1時間以内に「海・山・温泉」がそろう(気軽にリフレッシュできる)

③ 気候の快適さ → 花粉が少なく、湿気が少なく、冬も温暖(ストレスのない生活)

④ コミュニティの質 → FIRE仲間がいる or 受け入れられやすい文化(孤独にならない)

⑤ 食の豊かさ → 特に海産物が豊富でおいしい(毎日の食事が充実)

⑥ 移住のしやすさ → 賃貸の選択肢が多くインフラや安全性が確保(スムーズな移住)

⑦ 旅行のしやすさ → 最寄り空港へのアクセスと空港発着路線数や運航先(国内外の移動が快適)

各基準の真意についてはこちらの記事にて綴っています。

FIRE生活をしてみたい都市の「選定基準(7項目)」

そして、上記に基づくスコア結果(5段階評価で点数制)がこちらです。

1位:バランスの取れた福岡(31点)

福岡は 都市機能・食・旅行のしやすさのバランスが非常に優れています。

地方都市の中でも空港が市内中心部から至近距離にあってアクセスの良さは圧倒的です。

駅近に住めば車なしで生活可能ですし、買い物、グルメ、娯楽、スポーツジムなどの生活面でもとても便利です。

特に魅力的なのが食の豊かさです。

やはり玄界灘の魚介類などが東京では味わえない鮮度とコスパで楽しめるのは素晴らしい点です。

冬も比較的温暖で、湿気が多い点を除けば気候も悪くないと思います。

2位:意外と寒さを感じない札幌(30点)

「寒さが苦手な僕には札幌は厳しい」と思っていたのですが、実際に極寒の2月に訪れてみると寒さを感じにくい快適な都市という印象を受けました。

理由は、札幌駅からすすきのまで南北に続く広大な地下道ネットワーク(東西もあり)です。

外の雪や寒さを気にせず移動できるため、冬場の負担が大きく軽減されます。

また、湿気が少なく、花粉もゼロという点も大きな魅力です。

さらに、ウニ・イクラ・カニといった海鮮のレベルは全国トップクラスで、食の満足度が非常に高いというのもあります。

新千歳空港も市内からJRで30分程度で行けますしアクセスは良いと思います。

とはいえやはり、寒さが苦手な僕には、どうもひっかかってしまいます。

3位:都会的な雰囲気の神戸(27点)

神戸は横浜に近い雰囲気を持ちつつ、地方の落ち着きも感じられる都市です。

六甲山や有馬温泉といった自然環境も魅力で、大阪にも1時間程度でアクセス可能なのは便利です。

ただし、冬の六甲おろしの寒さが厳しいのと、伊丹空港までのアクセスが意外と手間に感じました。

また、神戸牛は素晴らしいのですが、やはり海鮮についてはこれまであまり感動するものに出会えていません。

免責

と、ここまでスコアリング結果をまとめましたが、これはあくまで僕個人としてのライフスタイルの価値観を反映したものです。

なお、神戸を「地方の主要都市」と位置づけて良いのか(大阪広域の一部か)は微妙でしたが、神戸は馴染みが薄いので候補にいれています。

もし神戸を除外したら、3位となるのは「広島」で、沖縄(那覇)も魅力的です。

その他の候補地:それぞれの魅力と課題

沖縄(那覇)

僕が本来「住みたい」と思っていた沖縄ですが、湿気の多さと、海産物のラインナップが自分好みではなかったこと、そして都市が分散していて車がないと生活が不便な点がネックです。

沖縄料理は好きです(沖縄の麺も美味しいお店をみつけました)が、カニ・ウニ・エビ・貝類が好きな僕にとって、それらが豊富にある寒冷地の海産物と比べるとやや物足りなく感じてしまいます。

ただ、海に綺麗さは本当に捨てがたいです。

広島

コンパクトながら都市機能はそこそこ良く、瀬戸内の穏やかな環境も魅力です。食についても海産物もあるし、自然も豊富です。

ただ、空港までのアクセスが悪い のと広島空港を起点とする旅行の利便性がやや弱いと感じます。

都市の規模や利便性を考えると、他の候補地に比べてややインパクトに欠けてしまいました。

やはり牡蠣が旬の季節にばんばん旅行するほうが良いのかもしれません。

熊本・松山・仙台・金沢

これらの都市は 訪れるには最高ですが移住となるとまた別の話だと感じます。

四季折々の魅力があり、それぞれ特定の季節に訪れたくなる都市ではあるものの、生活のしやすさや移住後の利便性を考えると、熊本や松山なら福岡から行けますし、仙台や金沢は東京からも近いエリアです。

僕にとっては「住む」より「旅行で楽しむ」場所という結論になりました。

終わりに

以上、今の僕のライフスタイルの価値観でいくと福岡がもっともバランスが良いという結論に至りました。

札幌の快適さも意外な発見ですし「寒冷地に住むのは絶対に無理」という先入観がなくなった点は大きな収穫でした。

移住を考える際は「何を重視するか?」を明確にして、やはり実際に訪れて自分の肌感覚で確かめることが重要だと改めて感じます。

なお、勝手に点数をつけていますが、あくまで僕の限られた経験からなのでこれが普遍的な正解でもありません。

それゆえ「FIRE生活におすすめだ」という点があればぜひブログ発信なり個別のメールなどで教えていただけると幸いです。

ちなみに、東京のFIRE生活のメリットとデメリットは以前に発信した通りです。

東京でFIRE生活を送るメリット4選

東京でFIRE生活を送るデメリット4選


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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