2025年3月末時点の資産状況です。
今回、金融資産は過去3か月は連続減少ですが、それでもリタイア時点(2022年5月末基準)の103.5%と、ほぼ横ばいです。
一方、純資産は過去最高で、リタイア時点(2022年5月末基準)の122%となりました。
金融資産の推移
金融資産は、現預金、株式、債券、年金保険等の資産総額です(不動産は含まず)。
成長性
2025年3月末時点の金融資産は リタイア時点の103.5% と、前月(103.6%)から- 0.1%と微減です。
これは保有外貨の評価減によるもので、ドルは -1.01/ドル(150.45→149.44)の下落です。
ポンドは先月末より僅かの上昇でしたが、ドルの下落が帳消しにしてしまいました。
なお、昨今の株価下落はさほど影響はありません(株式比率が大きくない為)。
月次推移トレンド
金融資産の推移トレンドは、以下(スケール拡大版)の通り過去3か月の連続下落です。
3カ月前(2024年12月)がリタイア以降の最高値であったため連続下落とはいえ、今から2年前(2023年3月)の資産が底となった時点よりも遥かにマシです。
これをフルスケール(下)で見てみると横ばい状況がわかりますが、リスク別(高リスク、中リスク、低リスク)の比率はちょうど今時点で「3分の1ずつ」になっています。
これは、リタイア以降は、株式相場の下落毎に株式を買い増しすることで、高リスク資産(赤)を増やしているからです。
*高リスク資産(赤色;株式等)
*中リスク資産(黄色;社債、ドル建て年金保険等)
*低リスク資産(青色;現預金等)
金融資産のポートフォリオ
2025年3月末時点の金融資産の構成別のスナップショットです。
通貨別(円グラフ左)
通貨配分はこのところリバランスせず、円:外貨=5:5、通貨種別でいけば、円:欧米通貨:新興国通貨=5:3:2です。
資産種別(円グラフ右)
これも先月から大きな変化はありません。
純資産
金融資産に不動産の実質価値(青色)を加えた純資産ベース(*)の推移は、リタイア時点から122.0%と最高値となりました。
これは金融資産(紺+黄+赤)は横ばいながら、東京都内の不動産(青)の評価額が増加しているためです。金利上昇などによる市況の低迷などの懸念はありつつもずっと伸びてはいます。
*純資産=金融資産+不動産時価評価額-借入金
終わりに
以上、金融資産と純資産の分析をしました。
金融資産は今後も株価や為替の急激な変動で変化がありそうですが、不動産部分の変化は緩やかなので、純資産が突然凹むことはさほど無いと見込んでいます。
以上、金融資産と純資産に分けた資産管理方法が参考になれば幸いです。